医薬経済オンライン

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IMSデータに見る市場動向

C型肝炎治療「新薬」が見せつけた威力

2016年3月1日号

 本号が出てしばらくすると改定薬価が告示される。「巨額再算定」の対象となった4製品の引き下げがどの程度になるのか、また広範囲に網がかかった市場拡大再算定の対象品の引き下げ率も関心事である。 市場調査会社IMSジャパンは2月9日、15年(1〜12月)の国内医療用医薬品の売上げデータ(薬価ベース)をまとめた。製品別売上高の上位で1000億円を超えたのは巨額再算定の対象となった4製品。トップに立ったのは「ハーボニーハイゴウ」で1176億3900万円(前年比なし)、次いで「アバスチン」の1153億100万円(13.4%増)、「プラビックス」が1142億4600万円(▲11.3%)、「ソバルディ」が1117億9600万円(前年比なし)となった。2製品を持つギリアド・サイエンシズは卸への販売実績で見る「販売会社レベル」で15位、MSの販促活動により計上される「販促会社レベル」で18位にランクインした。ハー...  本号が出てしばらくすると改定薬価が告示される。「巨額再算定」の対象となった4製品の引き下げがどの程度になるのか、また広範囲に網がかかった市場拡大再算定の対象品の引き下げ率も関心事である。 市場調査会社IMSジャパンは2月9日、15年(1〜12月)の国内医療用医薬品の売上げデータ(薬価ベース)をまとめた。製品別売上高の上位で1000億円を超えたのは巨額再算定の対象となった4製品。トップに立ったのは「ハーボニーハイゴウ」で1176億3900万円(前年比なし)、次いで「アバスチン」の1153億100万円(13.4%増)、「プラビックス」が1142億4600万円(▲11.3%)、「ソバルディ」が1117億9600万円(前年比なし)となった。2製品を持つギリアド・サイエンシズは卸への販売実績で見る「販売会社レベル」で15位、MSの販促活動により計上される「販促会社レベル」で18位にランクインした。ハーボニ

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