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Patient Relations

脳脊髄液減少症患者・家族支援協会

2016年3月1日号

「保険適用」14年越しの悲願達成中井宏代表理事「必死になって骨身を削りながら、14年間戦い続けました」 1月20日、厚生労働省の中央社会保険医療協議会で、「硬膜外自家血注入療法」(ブラッドパッチ)に関して、4月から保険適用することが認められた。同療法は、交通事故やスポーツなどで強い衝撃を受けたことにより脳脊髄液が漏れ、頭痛やめまい、吐き気、痺れなどさまざまな症状を引き起こす「脳脊髄液減少症」に用いるものだ。 一部で有効性を示しながらも、診断基準が確立していないことを理由に、保険が認められていなかったが、厚労省の研究班(代表=嘉山孝正・日本脳神経外科学会理事長)が11年、診断基準を策定。12年以降は先進医療として症例を蓄積、80%以上の症例でブラッドパッチの有効性が示され、「保険導入が適切」との判断を受けた。 02年の発足以降、ブラッドパッチの保険適用を... 「保険適用」14年越しの悲願達成中井宏代表理事「必死になって骨身を削りながら、14年間戦い続けました」 1月20日、厚生労働省の中央社会保険医療協議会で、「硬膜外自家血注入療法」(ブラッドパッチ)に関して、4月から保険適用することが認められた。同療法は、交通事故やスポーツなどで強い衝撃を受けたことにより脳脊髄液が漏れ、頭痛やめまい、吐き気、痺れなどさまざまな症状を引き起こす「脳脊髄液減少症」に用いるものだ。 一部で有効性を示しながらも、診断基準が確立していないことを理由に、保険が認められていなかったが、厚労省の研究班(代表=嘉山孝正・日本脳神経外科学会理事長)が11年、診断基準を策定。12年以降は先進医療として症例を蓄積、80%以上の症例でブラッドパッチの有効性が示され、「保険導入が適切」との判断を受けた。 02年の発足以降、ブラッドパッチの保険適用を求め

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