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認知症患者の家族の監督責任を考える

2016年3月1日号

 07年12月7日、愛知県大府市で認知症の男性(当時91歳)が1人で外出して、JR共和駅構内で列車にはねられ死亡した。この事故を巡り、JR東海が遺族に対し、約720万円の損害賠償を求めた訴訟は、最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)で2月2日に結審した。認知症の人が第三者に与えた損害で家族が責任を負うのか、世間の関心を集めている。本誌発行日の3月1日に判断が下される。 妻(当時85歳、要介護1)と近くに住む長男の嫁が目を離した隙に、要介護度4の認定を受けた認知症の男性が、駅の線路内に入って列車にはねられ死亡。JR東海はこれによって列車が遅れるなど損害を受けたとして提訴した。 名古屋地裁判決(13年8月)は、家族内で介護方針を決めていた長男に「監督義務があった」と指摘、男性の妻には「まどろんで目を離した過失がある」と認め、2人に約720万円の支払いを命じた。この判決...  07年12月7日、愛知県大府市で認知症の男性(当時91歳)が1人で外出して、JR共和駅構内で列車にはねられ死亡した。この事故を巡り、JR東海が遺族に対し、約720万円の損害賠償を求めた訴訟は、最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)で2月2日に結審した。認知症の人が第三者に与えた損害で家族が責任を負うのか、世間の関心を集めている。本誌発行日の3月1日に判断が下される。 妻(当時85歳、要介護1)と近くに住む長男の嫁が目を離した隙に、要介護度4の認定を受けた認知症の男性が、駅の線路内に入って列車にはねられ死亡。JR東海はこれによって列車が遅れるなど損害を受けたとして提訴した。 名古屋地裁判決(13年8月)は、家族内で介護方針を決めていた長男に「監督義務があった」と指摘、男性の妻には「まどろんで目を離した過失がある」と認め、2人に約720万円の支払いを命じた。この判決は認

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