話題の焦点
「性行動多様化と耳鼻咽喉科」
2016年2月15日号
昨今、性行動の多様化により、性感染症が蔓延、それに対する防止策が複雑化し、15年12月の日本性感染症学会において、各種対策が報告された。 最近は、性行動の開始が低年齢化、10歳代の性感染症の増加が目立つ。同時に、性行動の多様化のひとつとして、オーラルセックスによる感染が多い。 例えば、男性の淋菌性尿道炎を起点として、女性が咽頭感染するケースがあるが、自分だけ治療しても、またパートナーから感染する、いわゆる「ピンポン感染」に。両者同時治療が必要だ。 00〜15年間における尿道炎患者5000人弱を対象とした調査では、オーラルセックスが行われていた割合が何と91%、口腔咽頭感染が大きな注目を浴びた。 口腔咽頭は、言わば性感染症の温床。これをコントロールできれば感染症を激減させられる。そのため、耳鼻咽喉科医の積極的参加が大いに期待される。 (ヤットコ)
昨今、性行動の多様化により、性感染症が蔓延、それに対する防止策が複雑化し、15年12月の日本性感染症学会において、各種対策が報告された。 最近は、性行動の開始が低年齢化、10歳代の性感染症の増加が目立つ。同時に、性行動の多様化のひとつとして、オーラルセックスによる感染が多い。 例えば、男性の淋菌性尿道炎を起点として、女性が咽頭感染するケースがあるが、自分だけ治療しても、またパートナーから感染する、いわゆる「ピンポン感染」に。両者同時治療が必要だ。 00〜15年間における尿道炎患者5000人弱を対象とした調査では、オーラルセックスが行われていた割合が何と91%、口腔咽頭感染が大きな注目を浴びた。 口腔咽頭は、言わば性感染症の温床。これをコントロールできれば感染症を激減させられる。そのため、耳鼻咽喉科医の積極的参加が大いに期待される。 (ヤットコ)
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