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安定政権は道半ば、繰り返す選挙戦

日薬次期会長は一騎打ち、副会長は候補乱立

2016年2月15日号

「意外でもないし、『エッ』と言うほどでもない。『あるだろうな』とは思っていた」  すでに2期目の会長続投を宣言している日本薬剤師会の山本信夫会長は、現執行部の生出泉太郎副会長が対抗馬として出馬表明したことに、さらりと答えた。では、「弓を引かれた?」。質問を変えると「そうは思っていない。会長としてそうさせてしまったのかもしれない」と続けた。  対して生出副会長は、山本会長に「何の恨みもない」と強調したうえで「今の体制をもっと風通しよくしたい。一部で決めるのではなく、皆で協議したほうがいい。私だったら皆と一丸となって進む」と現執行部の閉鎖性を指摘した。この点について山本会長は「(一部で決めたと)捉えられてしまったのなら、丁寧な説明が足りなかった」と呟いた。  こうして日薬トップの椅子は、現職の会長と副会長の一騎打ちとなっている。  一方、今回の... 「意外でもないし、『エッ』と言うほどでもない。『あるだろうな』とは思っていた」  すでに2期目の会長続投を宣言している日本薬剤師会の山本信夫会長は、現執行部の生出泉太郎副会長が対抗馬として出馬表明したことに、さらりと答えた。では、「弓を引かれた?」。質問を変えると「そうは思っていない。会長としてそうさせてしまったのかもしれない」と続けた。  対して生出副会長は、山本会長に「何の恨みもない」と強調したうえで「今の体制をもっと風通しよくしたい。一部で決めるのではなく、皆で協議したほうがいい。私だったら皆と一丸となって進む」と現執行部の閉鎖性を指摘した。この点について山本会長は「(一部で決めたと)捉えられてしまったのなら、丁寧な説明が足りなかった」と呟いた。  こうして日薬トップの椅子は、現職の会長と副会長の一騎打ちとなっている。  一方、今回の日薬

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