医薬経済オンライン

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「高齢者うつ」どう克服するか

疫学調査でわかったのは「孤独」にさせない地域力

2016年2月15日号

 昨今、何かと新聞の社会面を賑わしているのが高齢者の問題だ。高速道路を逆走、アクセルとブレーキの踏み間違えによるコンビニエンスストアへの突入事故、介護疲れによる老夫婦の心中、火事になれば高齢者が逃げ遅れて死亡……。連日、認知症や要介護の高齢者の悲惨な話が伝えられている。さすがの日本医師会も年頭で「高齢者の生き甲斐づくり」を宣言しているほどだ。  だが、医学的な面から言うと、認知症や要介護になる前の「高齢者うつ」こそ大きな問題だろう。07年に行われた調査では高齢者のうつ病発症率は8.1%に上り、一般的なうつ病発症率の4%から7%と比べて格段に高いそうだ。  そんななかで高齢者うつを回復させる方法を示す調査結果が日本疫学会で発表された。発表したのは千葉大学予防医学センターの佐々木由理特任助教。千葉大に東北大学、東京大学、浜松医科大学、日...  昨今、何かと新聞の社会面を賑わしているのが高齢者の問題だ。高速道路を逆走、アクセルとブレーキの踏み間違えによるコンビニエンスストアへの突入事故、介護疲れによる老夫婦の心中、火事になれば高齢者が逃げ遅れて死亡……。連日、認知症や要介護の高齢者の悲惨な話が伝えられている。さすがの日本医師会も年頭で「高齢者の生き甲斐づくり」を宣言しているほどだ。  だが、医学的な面から言うと、認知症や要介護になる前の「高齢者うつ」こそ大きな問題だろう。07年に行われた調査では高齢者のうつ病発症率は8.1%に上り、一般的なうつ病発症率の4%から7%と比べて格段に高いそうだ。  そんななかで高齢者うつを回復させる方法を示す調査結果が日本疫学会で発表された。発表したのは千葉大学予防医学センターの佐々木由理特任助教。千葉大に東北大学、東京大学、浜松医科大学、日本福

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