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「スポーツ脳しんとうに注意喚起」

2016年2月1日号

 昨年は日本中がラグビーに沸いた。ワールドカップで日本代表の快進撃に世界からも称賛の声が。ラグビーの魅力はなんといってもあのぶつかり合い。当然、脳しんとうの恐怖が。 直後は普通の状態に見え、そのままプレーを続行しがちだが、1日2日経って発症することもしばしば。 日本脳神経外科学会は、昨年11月、スポーツによる脳しんとう予防に向け注意喚起の提言を行った。脳しんとうを軽視すると、脳腫脹や急性硬膜下血腫などの致命的な脳損傷につながりかねない。脳しんとうを起こしたら直ちにスポーツをやめ、一定期間様子をみなくてはダメ、日本特有の根性論はもってのほかという。 12年から中学で武道が必修化されたが、ガイドラインが機能し、幸い柔道などによる事故報道はない。アメリカサッカー協会は、昨秋10歳以下のヘディングを禁止した。 日本医師会では、脳しんとうの病名をより重篤...  昨年は日本中がラグビーに沸いた。ワールドカップで日本代表の快進撃に世界からも称賛の声が。ラグビーの魅力はなんといってもあのぶつかり合い。当然、脳しんとうの恐怖が。 直後は普通の状態に見え、そのままプレーを続行しがちだが、1日2日経って発症することもしばしば。 日本脳神経外科学会は、昨年11月、スポーツによる脳しんとう予防に向け注意喚起の提言を行った。脳しんとうを軽視すると、脳腫脹や急性硬膜下血腫などの致命的な脳損傷につながりかねない。脳しんとうを起こしたら直ちにスポーツをやめ、一定期間様子をみなくてはダメ、日本特有の根性論はもってのほかという。 12年から中学で武道が必修化されたが、ガイドラインが機能し、幸い柔道などによる事故報道はない。アメリカサッカー協会は、昨秋10歳以下のヘディングを禁止した。 日本医師会では、脳しんとうの病名をより重篤感の

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