現場が望む社会保障制度
患者から見た「かかりつけ」関係
第9回
東京財団研究員兼政策プロデューサー 三原 岳
2016年2月1日号
「かかりつけのお医者さんを身近に持ちましょう」──。国や日本医師会がこう言い始めて20年近い歳月が経つ。16年度診療報酬改定でも重点分野のひとつとして、「かかりつけ医の評価」が挙げられ、医薬分業見直し論議の一環として、「かかりつけ薬剤師・薬局」を創設する話も持ち上がっている。
しかし、「かかりつけ」という言葉は何気なく使われている割に、その意味は極めて曖昧である。今回から全5回で「かかりつけ」という言葉を再考するとともに、患者や市民が望む医療専門職のあり方を考えたい。
「かかりつけのお医者さんを身近に持ちましょう」──。国や日本医師会がこう言い始めて20年近い歳月が経つ。16年度診療報酬改定でも重点分野のひとつとして、「かかりつけ医の評価」が挙げられ、医薬分業見直し論議の一環として、「かかりつけ薬剤師・薬局」を創設する話も持ち上がっている。
しかし、「かかりつけ」という言葉は何気なく使われている割に、その意味は極めて曖昧である。今回から全5回で「かかりつけ」という言葉を再考するとともに、患者や市民が望む医療専門職のあり方を考えたい。
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