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インタープロテインが大型契約、上場も期待
第20回
2016年2月1日号
大阪市に本社を構えるインタープロテインは15年11月19日、フランスのイプセン社と新規医薬品の開発を目的に共同研究とオプション権に関する契約を締結したと発表した。インタープロテインは、11年10月に味の素製薬と、13年4月に武田薬品と、13年2月にはラクオリア創薬と共同研究契約を結んでいる。今回は、海外企業と初めての契約締結となった。
インタープロテインは、大阪大学医学部の研究を実用化させることを目的として、インターサイト・ナノサイエンスの社名で01年5月に設立された。ノーベル賞級の発見とされる「インターロイキン(IL)6」と病原体DNAを認識する「TLR(トール様受容体)9」の研究を進め、免疫疾患などの治療薬や遺伝子治療の開発を行うことが目的だった。
設立当初の取締役には、阪大の産業技術研究所の川合知二教授、健康体育部の吉崎和幸教授、蛋白質研究所の月...
大阪市に本社を構えるインタープロテインは15年11月19日、フランスのイプセン社と新規医薬品の開発を目的に共同研究とオプション権に関する契約を締結したと発表した。インタープロテインは、11年10月に味の素製薬と、13年4月に武田薬品と、13年2月にはラクオリア創薬と共同研究契約を結んでいる。今回は、海外企業と初めての契約締結となった。
インタープロテインは、大阪大学医学部の研究を実用化させることを目的として、インターサイト・ナノサイエンスの社名で01年5月に設立された。ノーベル賞級の発見とされる「インターロイキン(IL)6」と病原体DNAを認識する「TLR(トール様受容体)9」の研究を進め、免疫疾患などの治療薬や遺伝子治療の開発を行うことが目的だった。
設立当初の取締役には、阪大の産業技術研究所の川合知二教授、健康体育部の吉崎和幸教授、蛋白質研究所の月原冨
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