医薬経済オンライン

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賛否両論

覚悟

2016年2月1日号

 16年度調剤報酬改定は骨格が明らかになり、その影響度合いは生易しいものではないことがわかりだしている。関係者のなかには「時限爆弾が仕掛けられた改定」という解説すらある。終わりの始まり。いよいよ薬局淘汰に向かうターニングポイントになるという見方は、決して大袈裟ではない。 その意味では、将来の薬局の方向性を決定付けた15年議論は大事な1年だった。振り返ると、重要なキーワードが議論のなかには登場していた。それは、薬局ではなく、薬剤師が〝かかりつけ〟になるための「覚悟」だった。 数年にわたる分業バッシングを経て15年は薬歴未記載、無資格調剤問題で幕を開け、規制改革会議の公開討論にテーマとして取り上げられ、財務省のドラスティックな改定案へとつながった。 対して厚生労働省は「健康情報拠点薬局のあり方に関する検討会」を設置し、健康サポート薬局の基準を作成、...  16年度調剤報酬改定は骨格が明らかになり、その影響度合いは生易しいものではないことがわかりだしている。関係者のなかには「時限爆弾が仕掛けられた改定」という解説すらある。終わりの始まり。いよいよ薬局淘汰に向かうターニングポイントになるという見方は、決して大袈裟ではない。 その意味では、将来の薬局の方向性を決定付けた15年議論は大事な1年だった。振り返ると、重要なキーワードが議論のなかには登場していた。それは、薬局ではなく、薬剤師が〝かかりつけ〟になるための「覚悟」だった。 数年にわたる分業バッシングを経て15年は薬歴未記載、無資格調剤問題で幕を開け、規制改革会議の公開討論にテーマとして取り上げられ、財務省のドラスティックな改定案へとつながった。 対して厚生労働省は「健康情報拠点薬局のあり方に関する検討会」を設置し、健康サポート薬局の基準を作成、そ

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