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医薬品業界「10大びっくり」16年版

第75回

バークレイズ証券 株式調査部 関篤史

2016年1月15日号

 ウォール街では年末年始に、翌年に起こりそうで起こらないような出来事を予想する習慣がある。本稿でも16年の医薬品業界「10大びっくり」を考察したい。①国内大手同士で合併が起こるか、外資傘下入りを選択する企業が出る。 厚生労働省は「医薬品産業強化総合戦略」のなかで、国内企業同士の合併を促し、グローバルに競争力のある企業の誕生を望んでいるが、国内企業の経営陣はその要求に応えるつもりはなさそうに見える。合併しても固定費削減が難しく、派閥が生まれ、研究開発の生産性向上も見込みにくい。 16年は合併よりも資産整理が主流になりそうで、弱い領域の資産を売却し、強い領域の資産を獲得する戦略的な動きが加速すると考える。また、中外製薬やMSD、JCRファーマのように、グローバル開発競争のなかで生き残るには外資傘下入りも選択肢のひとつだ。中外やJCRファーマのように...  ウォール街では年末年始に、翌年に起こりそうで起こらないような出来事を予想する習慣がある。本稿でも16年の医薬品業界「10大びっくり」を考察したい。①国内大手同士で合併が起こるか、外資傘下入りを選択する企業が出る。 厚生労働省は「医薬品産業強化総合戦略」のなかで、国内企業同士の合併を促し、グローバルに競争力のある企業の誕生を望んでいるが、国内企業の経営陣はその要求に応えるつもりはなさそうに見える。合併しても固定費削減が難しく、派閥が生まれ、研究開発の生産性向上も見込みにくい。 16年は合併よりも資産整理が主流になりそうで、弱い領域の資産を売却し、強い領域の資産を獲得する戦略的な動きが加速すると考える。また、中外製薬やMSD、JCRファーマのように、グローバル開発競争のなかで生き残るには外資傘下入りも選択肢のひとつだ。中外やJCRファーマのように、

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