バイオベンチャー各社の「生みの苦しみ」
16年3月期第2四半期決算を検証する
2016年1月15日号
「育てる省にする」
1月6日、都内ホテルで開かれた薬業4団体の賀詞交歓会で挨拶した塩崎恭久厚生労働相は、バイオベンチャーを育成するための検討会を立ち上げたことを報告した。規制官庁がどんな方策を打ち出すのか。バイオベンチャーの16年3月期第2四半期業績を検証する。
そーせいグループの当期の累計の売上収益(国際財務報告基準)は、前年同期から19億7500万円増加して25億4000万円となった。ノバルティスに導出した慢性閉塞性肺疾患治療薬「シーブリ」(グリコピロニウム)と「ウルティブロ」(グリコピロニウムとインダカテロールの配合薬)の売上げが好調で、ロイヤリティ収入が増加したため。さらに、15年2月に子会社化したへプタレス・セラピュティクスが8月、アストラゼネカにアデノシンA2A受容体拮抗薬「HTL1071」を導出したことによる一時金も寄与した。
一方、へプタレス社...
「育てる省にする」
1月6日、都内ホテルで開かれた薬業4団体の賀詞交歓会で挨拶した塩崎恭久厚生労働相は、バイオベンチャーを育成するための検討会を立ち上げたことを報告した。規制官庁がどんな方策を打ち出すのか。バイオベンチャーの16年3月期第2四半期業績を検証する。
そーせいグループの当期の累計の売上収益(国際財務報告基準)は、前年同期から19億7500万円増加して25億4000万円となった。ノバルティスに導出した慢性閉塞性肺疾患治療薬「シーブリ」(グリコピロニウム)と「ウルティブロ」(グリコピロニウムとインダカテロールの配合薬)の売上げが好調で、ロイヤリティ収入が増加したため。さらに、15年2月に子会社化したへプタレス・セラピュティクスが8月、アストラゼネカにアデノシンA2A受容体拮抗薬「HTL1071」を導出したことによる一時金も寄与した。
一方、へプタレス社のパ
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録