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技術革新と製薬企業の明日

大競争の第2幕が上がった

第64回 がん免疫療法の開発の現状

生島准

2016年1月15日号

 がん免疫療法の実用化が急速に進む。免疫チェックポイント阻害剤開発に世界中の企業が雪崩を打って参入しつつある。昨年までの抗CTLA4抗体と抗PD1抗体の日米欧での発売と抗PD1抗体の悪性黒色腫、肺がん、腎臓がんへの適応拡大で、がん免疫療法の第1段階の競争にはほぼメドがついた。16年は第2幕が上がった。 この競争を引っ張るのは、ブリストルマイヤーズ・スクイブ(BMS)と小野薬品、メルク(MSD)のグループだ。ともに「オプジーボ」と「キートルーダ」をそれぞれ商品化、日米欧の市場で鎬を削っている。第1段階では、対象のがん種の奪い合いが中心だった。1月8日現在、BMS/小野グループは悪性黒色腫、肺がん、腎臓がんの適応を獲得、メルクは悪性黒色腫と肺がんの適応を獲得している。逸早く多数のがん種で適応拡大することが第2段階の競争の焦点となる。ややBMS/小野グル...  がん免疫療法の実用化が急速に進む。免疫チェックポイント阻害剤開発に世界中の企業が雪崩を打って参入しつつある。昨年までの抗CTLA4抗体と抗PD1抗体の日米欧での発売と抗PD1抗体の悪性黒色腫、肺がん、腎臓がんへの適応拡大で、がん免疫療法の第1段階の競争にはほぼメドがついた。16年は第2幕が上がった。 この競争を引っ張るのは、ブリストルマイヤーズ・スクイブ(BMS)と小野薬品、メルク(MSD)のグループだ。ともに「オプジーボ」と「キートルーダ」をそれぞれ商品化、日米欧の市場で鎬を削っている。第1段階では、対象のがん種の奪い合いが中心だった。1月8日現在、BMS/小野グループは悪性黒色腫、肺がん、腎臓がんの適応を獲得、メルクは悪性黒色腫と肺がんの適応を獲得している。逸早く多数のがん種で適応拡大することが第2段階の競争の焦点となる。ややBMS/小野グルー

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