医薬経済オンライン

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特別インタビュー 後発品企業の戦略を聞く

梅木祐仁・MeijiSeikaファルマ取締役常務執行役員医薬営業本部長

2016年1月15日号

新薬、GEとも重点領域に注力 昨年6月に策定した骨太方針に盛り込まれた後発品使用量の新目標は波紋を呼んだ。これまで厚生労働省が13年4月に公表した後発品使用促進の「ロードマップ」をもとに、事業計画を練った各社は、見直しを余儀なくされた。 とくに供給面への影響は大きかった。20年までに80%へ到達するには増産が急務であり、後発品専業メーカー各社は、設備投資に注力。自社工場を新設あるいは他社の工場買収も視野に入れる。 これに対し、新薬系メーカーの動きは異なる。Meiji Seikaファルマは得意とする「感染症」と「中枢神経系」のラインアップの補完として後発品を活用している。梅木祐仁医薬営業本部長に今後の戦略について聞いた。◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◆──80%の新たな数値目標ですが、どのように捉えていますか。 梅木 ジェネリック医薬品事業が当社で発足して10年が過ぎ、それ以... 新薬、GEとも重点領域に注力 昨年6月に策定した骨太方針に盛り込まれた後発品使用量の新目標は波紋を呼んだ。これまで厚生労働省が13年4月に公表した後発品使用促進の「ロードマップ」をもとに、事業計画を練った各社は、見直しを余儀なくされた。 とくに供給面への影響は大きかった。20年までに80%へ到達するには増産が急務であり、後発品専業メーカー各社は、設備投資に注力。自社工場を新設あるいは他社の工場買収も視野に入れる。 これに対し、新薬系メーカーの動きは異なる。Meiji Seikaファルマは得意とする「感染症」と「中枢神経系」のラインアップの補完として後発品を活用している。梅木祐仁医薬営業本部長に今後の戦略について聞いた。◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◆──80%の新たな数値目標ですが、どのように捉えていますか。 梅木 ジェネリック医薬品事業が当社で発足して10年が過ぎ、それ以来見

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