医薬経済オンライン

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Dear Tomorrow 新しいヘルスケアマーケティング

見逃された疾患と向き合う

第29回 遺伝子診療部の大きな役割

株式会社アンテリオ理事 堀玲子

2016年1月15日号

 筆者自身が担っている15年末のプロジェクトで、今までとはまったく違う診療科の先生方とお会いする機会に恵まれた。 これまでは製品に関わる市場調査が多かったため、注目を浴びている疾患や新製品が多く発売されている領域で、多くの先生方にお話を伺うことが目的だった。しかし、今回は医療の一端を担っている遺伝カウンセラーや遺伝専門医の先生方とお会いした。実は、遺伝専門医が日々、どのような施設でどのような活動をされているのか、触れたことは今までなかった。 もし、あなたの(ご自身を含めて)家族の一員が遺伝子疾患だということを告げられた場合、そのことをどう受け止めてどのように未来と向き合っていくのか、考えたことはあるだろうか。さらに、治療という域に入らない(現在では、治療薬がない)疾患であった場合、主治医の先生が治療可能な範囲は、誰の想像域をも超えることは...  筆者自身が担っている15年末のプロジェクトで、今までとはまったく違う診療科の先生方とお会いする機会に恵まれた。 これまでは製品に関わる市場調査が多かったため、注目を浴びている疾患や新製品が多く発売されている領域で、多くの先生方にお話を伺うことが目的だった。しかし、今回は医療の一端を担っている遺伝カウンセラーや遺伝専門医の先生方とお会いした。実は、遺伝専門医が日々、どのような施設でどのような活動をされているのか、触れたことは今までなかった。 もし、あなたの(ご自身を含めて)家族の一員が遺伝子疾患だということを告げられた場合、そのことをどう受け止めてどのように未来と向き合っていくのか、考えたことはあるだろうか。さらに、治療という域に入らない(現在では、治療薬がない)疾患であった場合、主治医の先生が治療可能な範囲は、誰の想像域をも超えることはない

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