医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

楽園から追い出される製薬業界

ようやく悟ったビジネスモデルの限界

2016年1月1日号

「展望」という言葉はこの時期のメディアにしばしば踊る。『広辞苑』をめくると、「遠くの景色や広く社会の出来事などをながめ、見渡すこと」とあるが、日常生活では思いのほか使わない。口語としてはインパクトが強過ぎて、適した場面が少ないからだ。  とはいえ、製薬業界の関係者にとって16年のスタートは、さすがに「広く出来事を見渡したい」とう渇望が高まったのではなかろうか。国内メーカーの間で堰を切ったように始まった、非コア化が見込まれる事業分野の譲渡合戦。無論、目の前にあるのは危機と隣り合わせの切羽詰まった状況だ。  なかでも自社の展望を、最も気にかけているのは武田薬品だろう。悪いサプライズが続いた15年は12月に入っても途切れることなく、山中伸弥教授率いる京都大学iPS細胞研究所との共同研究を華々しく始めた傍ら、ほぼ5年にわたって武田薬品のR&D部門に君臨... 「展望」という言葉はこの時期のメディアにしばしば踊る。『広辞苑』をめくると、「遠くの景色や広く社会の出来事などをながめ、見渡すこと」とあるが、日常生活では思いのほか使わない。口語としてはインパクトが強過ぎて、適した場面が少ないからだ。  とはいえ、製薬業界の関係者にとって16年のスタートは、さすがに「広く出来事を見渡したい」とう渇望が高まったのではなかろうか。国内メーカーの間で堰を切ったように始まった、非コア化が見込まれる事業分野の譲渡合戦。無論、目の前にあるのは危機と隣り合わせの切羽詰まった状況だ。  なかでも自社の展望を、最も気にかけているのは武田薬品だろう。悪いサプライズが続いた15年は12月に入っても途切れることなく、山中伸弥教授率いる京都大学iPS細胞研究所との共同研究を華々しく始めた傍ら、ほぼ5年にわたって武田薬品のR&D部門に君臨した

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