海外時報
3年目に入る「ギリアド支配」のC型肝炎市場
薬剤費批判を織り込み、株価は軟調
2016年1月1日号
「ソバルディ」(ソフォスブビル)の13年12月のFDA(食品医薬品局)承認と発売開始から丸2年。主役を14年10月承認のレジパスビル配合剤「ハーボニー」に委ねたあと、同年12月承認の「ヴィキラパック」(オムビタスビルほか)と競う2剤対決市場になって1年が経つ。治癒率を大幅に上げ、副作用負担を著しく軽減した経口剤のみのC型肝炎治療は米国で3年目を迎え、メルクの「グラゾプレビル」+「エルバスビル」配合剤を加えた3剤競争市場に様相を変える。同剤は1月28日までに承認判断が下る予定だ。
ソバルディ併用の全経口剤療法として、4〜6月期7.25億ドルなど14年を楽しんだジョンソン&ジョンソンの「オリシオ」(シメプレビル)は、15年の3四半期ごとの売上高を0.98億、0.50億、0.26億ドルと落として主戦場から消えた。また、機敏にギリアドやアッヴィに先手を打って日本と欧州で先行展開したブ...
「ソバルディ」(ソフォスブビル)の13年12月のFDA(食品医薬品局)承認と発売開始から丸2年。主役を14年10月承認のレジパスビル配合剤「ハーボニー」に委ねたあと、同年12月承認の「ヴィキラパック」(オムビタスビルほか)と競う2剤対決市場になって1年が経つ。治癒率を大幅に上げ、副作用負担を著しく軽減した経口剤のみのC型肝炎治療は米国で3年目を迎え、メルクの「グラゾプレビル」+「エルバスビル」配合剤を加えた3剤競争市場に様相を変える。同剤は1月28日までに承認判断が下る予定だ。
ソバルディ併用の全経口剤療法として、4〜6月期7.25億ドルなど14年を楽しんだジョンソン&ジョンソンの「オリシオ」(シメプレビル)は、15年の3四半期ごとの売上高を0.98億、0.50億、0.26億ドルと落として主戦場から消えた。また、機敏にギリアドやアッヴィに先手を打って日本と欧州で先行展開したブリ
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