医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

「てんかんを取り巻く現状」

超高齢社会の「認知症」と「てんかん」

第6回

2015年12月15日号

 てんかん患者は全世界で5000万人以上に上り、新規発症数は年間240万人と推計されている。5月のWHO(世界保健機関)総会では、大気汚染とてんかんを、各国が取り組むべき2大課題とする決議が採択された。  中〜低所得の国の患者が全体の80%を占め、その4分の3は必要な治療を受けられずにいることから、決議後に作成された啓発冊子では「Epilepsy. Treat it. Defeat it.」の標語を掲げ、具体的なアクションを促した。  この冊子では、てんかんに対する誤解(事実無根の話)として、第1に「てんかんは伝染する」、第2に「霊的な存在によって起こる」を挙げている。これを見て「そんなばかな」と笑う人でも、「てんかんはあなたも発症し得る病気だ」と言われると「まさか」と否定するのではないだろうか。  てんかんに対する偏見を抱きがちな高齢の人であれば、なおさらだろう。  てんかん患者は全世界で5000万人以上に上り、新規発症数は年間240万人と推計されている。5月のWHO(世界保健機関)総会では、大気汚染とてんかんを、各国が取り組むべき2大課題とする決議が採択された。  中〜低所得の国の患者が全体の80%を占め、その4分の3は必要な治療を受けられずにいることから、決議後に作成された啓発冊子では「Epilepsy. Treat it. Defeat it.」の標語を掲げ、具体的なアクションを促した。  この冊子では、てんかんに対する誤解(事実無根の話)として、第1に「てんかんは伝染する」、第2に「霊的な存在によって起こる」を挙げている。これを見て「そんなばかな」と笑う人でも、「てんかんはあなたも発症し得る病気だ」と言われると「まさか」と否定するのではないだろうか。  てんかんに対する偏見を抱きがちな高齢の人であれば、なおさらだろう。

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence