公益社団法人日本糖尿病協会 | 医薬経済オンライン

Patient Relations

公益社団法人日本糖尿病協会

2015年12月15日号

患者を支える「インスリンメンター」堀田裕子事務局長　幼少期の発症により、幼い頃からインスリンによる血糖コントロールが必要となる1型糖尿病。その小児患者らを支えるために、新たな仕組みが走り出している。　日本糖尿病協会（日糖協）が今年度から始めた「インスリンメンター制度」だ。幼い頃から1型糖尿病と付き合い、インスリン自己注射による血糖コントロールを経験してきた患者を、小児患者らへの助言を行う「インスリンメンター」に認定。体験談を話す場や、小児患者と直接触れ合える場に派遣し、活躍させる取り組みだ。トライアルの今年度は10人のメンターが認定され、小児患者が集まる全国のサマーキャンプに派遣された。「医師でも、友達でもなく、同じ1型糖尿病の『最も身近な他人』として話ができる。そんな存在が必要とされています」　30年以上1型糖尿病と付き合い、今回メンターとし... 患者を支える「インスリンメンター」堀田裕子事務局長　幼少期の発症により、幼い頃からインスリンによる血糖コントロールが必要となる1型糖尿病。その小児患者らを支えるために、新たな仕組みが走り出している。　日本糖尿病協会（日糖協）が今年度から始めた「インスリンメンター制度」だ。幼い頃から1型糖尿病と付き合い、インスリン自己注射による血糖コントロールを経験してきた患者を、小児患者らへの助言を行う「インスリンメンター」に認定。体験談を話す場や、小児患者と直接触れ合える場に派遣し、活躍させる取り組みだ。トライアルの今年度は10人のメンターが認定され、小児患者が集まる全国のサマーキャンプに派遣された。「医師でも、友達でもなく、同じ1型糖尿病の『最も身近な他人』として話ができる。そんな存在が必要とされています」　30年以上1型糖尿病と付き合い、今回メンターとして四

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