海外時報
今も続く反オバマケア感情
南部で再び「ノー」、政策への理解は進まず
2015年12月1日号
11月の第1火曜日(3日)は、次のホワイトハウスの主を決める米国大統領選まで、残り1年を告げる日だった。しかし、この谷間の年に行われたいくつかの選挙は、米国を準皆保険に導き始めたオバマケアが、任期中ついに定着できずに終わることを表す、興味深い結果を示した。
実施2年で、20%を超えていた無保険者率を9%に半減させたケンタッキー州知事選で、オバマケア廃棄を唱えた共和党候補が当選した。円滑な実施と顕著な成果で大統領に称賛された民主党知事が勇退、政策継承を唱える州司法長官が、政治経験のないティー・パーティー推奨の元軍人ビジネスマンに完敗したのだ。
お隣のバージニア州も、民主党は19対21で上院多数派を逃した。昨年メディケイド拡張を掲げて民主党が知事の座を奪ったが、共和党の議会多数派は動かない。下院は絶望的、知事は上院多数派へ駆け回ったが及ばなかった。
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11月の第1火曜日(3日)は、次のホワイトハウスの主を決める米国大統領選まで、残り1年を告げる日だった。しかし、この谷間の年に行われたいくつかの選挙は、米国を準皆保険に導き始めたオバマケアが、任期中ついに定着できずに終わることを表す、興味深い結果を示した。
実施2年で、20%を超えていた無保険者率を9%に半減させたケンタッキー州知事選で、オバマケア廃棄を唱えた共和党候補が当選した。円滑な実施と顕著な成果で大統領に称賛された民主党知事が勇退、政策継承を唱える州司法長官が、政治経験のないティー・パーティー推奨の元軍人ビジネスマンに完敗したのだ。
お隣のバージニア州も、民主党は19対21で上院多数派を逃した。昨年メディケイド拡張を掲げて民主党が知事の座を奪ったが、共和党の議会多数派は動かない。下院は絶望的、知事は上院多数派へ駆け回ったが及ばなかった。
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