官庁ふるさと人脈
山形県 山形東高の出身者が活躍
2015年12月1日号
県立高校の出身者が中央官庁で活躍している。県下でトップの大学進学実績を持つのが山形東高校だ。旧制山形中学の流れを組む伝統校で、陸軍大将で終戦直前に首相となった小磯国昭、日本の銀行家で大蔵大臣・日本銀行総裁を歴任した結城豊太郎、齋藤弘元知事ら多彩な人材を輩出している。また、県内で最大藩だった米沢藩の名君、上杉鷹山が創設した藩校の歴史を直接受け継ぐ県立米沢興譲館高校もOBは多彩だ。前身の旧制中学からは、民法学者で文化勲章を受章した我妻栄や、真珠湾攻撃を指揮した海軍中将の南雲忠一らが出ている。日本海側の鶴岡市にある県立鶴岡南高校でも名を成した卒業生は多く、前身の旧制鶴岡中学からは作家の藤沢周平や丸谷才一らが出ている。 故郷に錦を飾ったのは文部科学省の元事務次官の結城章夫氏(東大工71年科学技術庁、写真)で、山形東高の出身だ。科技庁の研究開発局...
県立高校の出身者が中央官庁で活躍している。県下でトップの大学進学実績を持つのが山形東高校だ。旧制山形中学の流れを組む伝統校で、陸軍大将で終戦直前に首相となった小磯国昭、日本の銀行家で大蔵大臣・日本銀行総裁を歴任した結城豊太郎、齋藤弘元知事ら多彩な人材を輩出している。また、県内で最大藩だった米沢藩の名君、上杉鷹山が創設した藩校の歴史を直接受け継ぐ県立米沢興譲館高校もOBは多彩だ。前身の旧制中学からは、民法学者で文化勲章を受章した我妻栄や、真珠湾攻撃を指揮した海軍中将の南雲忠一らが出ている。日本海側の鶴岡市にある県立鶴岡南高校でも名を成した卒業生は多く、前身の旧制鶴岡中学からは作家の藤沢周平や丸谷才一らが出ている。 故郷に錦を飾ったのは文部科学省の元事務次官の結城章夫氏(東大工71年科学技術庁、写真)で、山形東高の出身だ。科技庁の研究開発局長、
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録