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From Local to Global 私と公衆衛生

慶東戦:ボート部の仲間と好敵手たち

第86回

日本尊厳死協会理事長 岩尾總一郎(元厚労省医政局長)

2015年12月1日号

 10月4日の日曜日、第77回慶東レガッタ観戦のため、埼玉県戸田公園の漕艇場に出かけた。東京大学医学部vs慶應義塾大学医学部の定期戦で、対校レガッタでは東大vs一橋、早稲田vs慶應に次ぐ歴史を持つ。第1回大会は1930年で、東大29勝、慶大45勝。当日、メインレースのエイト(写真)は慶大の楽勝かと思われたが、最後の100メートルで東大に猛烈に追い上げられた。が、結局30センチ差で逃げ切った。このクルー、慶東戦は6連覇、夏の東日本医学生総体(東医体)は4連覇中である。  私が在籍したのは66年から4年間、月曜日を除く平日はキャンパス内で陸トレ、週末は戸田と、練習に明け暮れた。在籍中に漕いだ総距離は950キロになるが、オーバーユースで膝や腰を痛め、母校の整形外科に通った。  外来ではボート部のOBが出てきて「漕げば治る」の一言で合宿所に追い返された。今でも左膝の縦の前...  10月4日の日曜日、第77回慶東レガッタ観戦のため、埼玉県戸田公園の漕艇場に出かけた。東京大学医学部vs慶應義塾大学医学部の定期戦で、対校レガッタでは東大vs一橋、早稲田vs慶應に次ぐ歴史を持つ。第1回大会は1930年で、東大29勝、慶大45勝。当日、メインレースのエイト(写真)は慶大の楽勝かと思われたが、最後の100メートルで東大に猛烈に追い上げられた。が、結局30センチ差で逃げ切った。このクルー、慶東戦は6連覇、夏の東日本医学生総体(東医体)は4連覇中である。  私が在籍したのは66年から4年間、月曜日を除く平日はキャンパス内で陸トレ、週末は戸田と、練習に明け暮れた。在籍中に漕いだ総距離は950キロになるが、オーバーユースで膝や腰を痛め、母校の整形外科に通った。  外来ではボート部のOBが出てきて「漕げば治る」の一言で合宿所に追い返された。今でも左膝の縦の前十字

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