C型肝炎薬で改めて露呈した「従順な卸」
加算品で「適正利益」は夢のまた夢
2015年11月15日号
メディパルHDの渡辺秀一社長(写真右)スズケンの太田裕史社長(写真中央)アルフレッサHDの石黒傳六社長(写真左) 今年も第2四半期(4〜9月)の業績発表を目前に、医薬品卸上場6社の業績予想の「修正」が相次いだ。しかし、昨年のそれとは異なった様相を呈している。
ちょうど1年前を振り返ると、後発品使用促進策による長期収載品の大幅な計画未達に陥り、メーカー、医薬品卸で業績予想の下方修正の嵐が吹き荒れた。上場卸6社すべてが当初予想を引き下げた。
一方、今年巻き起こっているのは、インターフェロンフリーの新規C型肝炎治療薬の「バブル」だ。急拡大するのは、ギリアド・サイエンシズの「ソバルディ」「ハーボニー」、ブリストル・マイヤーズの「ダクルインザ」「スンベプラ」。なかでもかつてないインパクトを示しているのが、ギリアド製品だ。
消費税引き上げに伴う仮需要の反...
メディパルHDの渡辺秀一社長(写真右)スズケンの太田裕史社長(写真中央)アルフレッサHDの石黒傳六社長(写真左) 今年も第2四半期(4〜9月)の業績発表を目前に、医薬品卸上場6社の業績予想の「修正」が相次いだ。しかし、昨年のそれとは異なった様相を呈している。
ちょうど1年前を振り返ると、後発品使用促進策による長期収載品の大幅な計画未達に陥り、メーカー、医薬品卸で業績予想の下方修正の嵐が吹き荒れた。上場卸6社すべてが当初予想を引き下げた。
一方、今年巻き起こっているのは、インターフェロンフリーの新規C型肝炎治療薬の「バブル」だ。急拡大するのは、ギリアド・サイエンシズの「ソバルディ」「ハーボニー」、ブリストル・マイヤーズの「ダクルインザ」「スンベプラ」。なかでもかつてないインパクトを示しているのが、ギリアド製品だ。
消費税引き上げに伴う仮需要の反動減
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