「てんかんを取り巻く現状」
自動車運転、社会的な合意は
第5回
2015年11月15日号
10月は「てんかん月間」だった。てんかんへの正しい理解を促すために、日本てんかん学会と日本てんかん協会が13年から共同実施している強化月間だ。今年は12日に一般の人に向けて新宿駅頭での街頭アピールなどが、16日には報道関係者に対するメディアセミナーが行われた。セミナーで同協会の古屋光人常務理事は、一般向けイベントでの経験を語った。
「ひとりの若い男性が近づいてきて『てんかんの人に運転免許を持たせるべきではない』と冷静な口調で主張した。本人なりに情報を集め、知識に基づいた判断と思われ、協会の考え方も説明したが納得してもらえなかった」
運転の支障となり得るのは、発作を中心とする「てんかんの病状」であって「てんかんという病名(患者すべて)」ではないことを啓発してきているつもりだが、「まだまだ力不足を感じた」と、古屋氏は報道関係者に協力を訴えた。
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10月は「てんかん月間」だった。てんかんへの正しい理解を促すために、日本てんかん学会と日本てんかん協会が13年から共同実施している強化月間だ。今年は12日に一般の人に向けて新宿駅頭での街頭アピールなどが、16日には報道関係者に対するメディアセミナーが行われた。セミナーで同協会の古屋光人常務理事は、一般向けイベントでの経験を語った。
「ひとりの若い男性が近づいてきて『てんかんの人に運転免許を持たせるべきではない』と冷静な口調で主張した。本人なりに情報を集め、知識に基づいた判断と思われ、協会の考え方も説明したが納得してもらえなかった」
運転の支障となり得るのは、発作を中心とする「てんかんの病状」であって「てんかんという病名(患者すべて)」ではないことを啓発してきているつもりだが、「まだまだ力不足を感じた」と、古屋氏は報道関係者に協力を訴えた。
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