医薬経済オンライン

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政権安定したトルコへの投資価値

活発な外資製薬企業、日本企業はここでも後塵を拝す

2015年11月15日号

 10月8日、トルコ共和国首相府投資促進機関(ISPAT)と三菱東京UFJ銀行、日本貿易振興機構(ジェトロ)共催による「トルコ投資セミナー」が開かれた。製薬業界にも9月末に案内文が送られたが、そこには「会場は都心周辺」、「講師及び演題は予告なしに変更することがある」と書かれ、来賓挨拶は「トルコ共和国高官」、基調講演も「トルコ共和国高官」と記され、なにやら思わせぶりたっぷりな内容だった。  が、それもそのはず、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の来日に合わせて開かれた投資セミナーだったのである。議会選挙で忙しいはずのエルドアン大統領とニハト・ゼイベクチ経済相がセミナーに駆けつけ、372人の参加者を前にトルコへの投資を呼び掛けた。なかでも自ら基調講演を行ったエルドアン大統領は「14年の日本とトルコの貿易総額は36億ドル、進出企業も200社に...  10月8日、トルコ共和国首相府投資促進機関(ISPAT)と三菱東京UFJ銀行、日本貿易振興機構(ジェトロ)共催による「トルコ投資セミナー」が開かれた。製薬業界にも9月末に案内文が送られたが、そこには「会場は都心周辺」、「講師及び演題は予告なしに変更することがある」と書かれ、来賓挨拶は「トルコ共和国高官」、基調講演も「トルコ共和国高官」と記され、なにやら思わせぶりたっぷりな内容だった。  が、それもそのはず、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の来日に合わせて開かれた投資セミナーだったのである。議会選挙で忙しいはずのエルドアン大統領とニハト・ゼイベクチ経済相がセミナーに駆けつけ、372人の参加者を前にトルコへの投資を呼び掛けた。なかでも自ら基調講演を行ったエルドアン大統領は「14年の日本とトルコの貿易総額は36億ドル、進出企業も200社にとど

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