医薬経済気象台
海外情勢に揺れる消費者心理
—景気の腰折れ懸念否定できず—
2015年11月15日号
11月16日に7〜9月期のGDP(国内総生産)成長率の速報値が発表される。前期比で実質マイナス成長となったことは確実だ。すでに10月初めから懸念していたとおりの結果となった。4〜6月期の前期比年率▲1.2%に続いてのマイナス成長だ。7〜9月期は賃上げ効果も出てくるためプラス成長に回帰するとの見方が一般的、4〜6月期速報値が発表された直後の8月後半時点の民間調査機関予想は平均値で前期比年率1.6%だった。
だが、その後の各種経済指標は期待に反して低調なものが多く、時間の経過とともに予想の下方修正が続いた。8月の景気指標が発表された9月末時点で予想の平均値は前期比年率0.5%にまで低下した。1ヵ月で1.1ポイントの下方修正だ。それでもプラス成長を予想していたのは、夏休みが一巡する9月には、生産をはじめ経済活動が活発化し、7〜8月の低調をカバーする...
11月16日に7〜9月期のGDP(国内総生産)成長率の速報値が発表される。前期比で実質マイナス成長となったことは確実だ。すでに10月初めから懸念していたとおりの結果となった。4〜6月期の前期比年率▲1.2%に続いてのマイナス成長だ。7〜9月期は賃上げ効果も出てくるためプラス成長に回帰するとの見方が一般的、4〜6月期速報値が発表された直後の8月後半時点の民間調査機関予想は平均値で前期比年率1.6%だった。
だが、その後の各種経済指標は期待に反して低調なものが多く、時間の経過とともに予想の下方修正が続いた。8月の景気指標が発表された9月末時点で予想の平均値は前期比年率0.5%にまで低下した。1ヵ月で1.1ポイントの下方修正だ。それでもプラス成長を予想していたのは、夏休みが一巡する9月には、生産をはじめ経済活動が活発化し、7〜8月の低調をカバーすると期
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