医薬経済オンライン

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MR活動実態調査レポート

eプロモーションの「実態」

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析119

エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久

2015年10月15日号

 日本製薬工業協会が策定するプロモーション関連のガイドラインの内容は厳しさを増している。飲食やゴルフだけでなく、製薬企業から発信する医療機関や薬局向けの情報にまで制限が加えられてきた。 そんななかでeプロモーションはますます増加の一途を辿っている。eプロモーションは、エムスリーやケアネットに代表されるが、該当製品の情報を医師にメールなどで提供し、医師はその閲覧によってポイントが付加される仕組みだ。さらに医師はメールを見るたびに、また、そこからさらに深掘りした情報を閲覧することで、ポイントが加算される。この仕組みを否定する気持ちはまったくなく、むしろ有効な手段のひとつと考えているが、情報を受けるたびに「ポイント」というインセンティブが付加されることが間接的な利益供与、処方誘因につながらないのだろうか。筆者としては、簡易な飲食や製薬企業から...  日本製薬工業協会が策定するプロモーション関連のガイドラインの内容は厳しさを増している。飲食やゴルフだけでなく、製薬企業から発信する医療機関や薬局向けの情報にまで制限が加えられてきた。 そんななかでeプロモーションはますます増加の一途を辿っている。eプロモーションは、エムスリーやケアネットに代表されるが、該当製品の情報を医師にメールなどで提供し、医師はその閲覧によってポイントが付加される仕組みだ。さらに医師はメールを見るたびに、また、そこからさらに深掘りした情報を閲覧することで、ポイントが加算される。この仕組みを否定する気持ちはまったくなく、むしろ有効な手段のひとつと考えているが、情報を受けるたびに「ポイント」というインセンティブが付加されることが間接的な利益供与、処方誘因につながらないのだろうか。筆者としては、簡易な飲食や製薬企業から発信

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