医療企業・その現状と展望
ココカラファイン 売上規模は業界6位も調剤事業に強い
—M&Aの推進で全国的店舗網を構築—
2015年9月15日号
ココカラファインは08年4月に中堅ドラッグストアのセガミメディックスとセイジョーが経営統合して誕生した企業である。両社とも統合に至るまで中小地域ドラッグの買収を進めて規模を拡大してきた。経営統合直前の08年3月末でセガミメディックスの店舗数は首都圏から沖縄までの広域で355店舗、セイジョーは首都圏から関東・東海への外延的施策で271店舗を展開していた。
ココカラファインは10年4月、アライドハーツと合併した。アライドハーツは近畿・中国地盤のライフォートと東海圏主力のジップドラッグが06年3月に合併して東海圏から中国地方まで381店舗を展開してきた。この合併で店舗数は一挙に1000店を突破した。
地域中小ドラッグに対するM&A戦略は継続的に進められており、10年9月に首都圏エリアで展開するいわい、11年10月に北海道エリアのスズラン薬局、12年9月に東京・埼玉のABC...
ココカラファインは08年4月に中堅ドラッグストアのセガミメディックスとセイジョーが経営統合して誕生した企業である。両社とも統合に至るまで中小地域ドラッグの買収を進めて規模を拡大してきた。経営統合直前の08年3月末でセガミメディックスの店舗数は首都圏から沖縄までの広域で355店舗、セイジョーは首都圏から関東・東海への外延的施策で271店舗を展開していた。
ココカラファインは10年4月、アライドハーツと合併した。アライドハーツは近畿・中国地盤のライフォートと東海圏主力のジップドラッグが06年3月に合併して東海圏から中国地方まで381店舗を展開してきた。この合併で店舗数は一挙に1000店を突破した。
地域中小ドラッグに対するM&A戦略は継続的に進められており、10年9月に首都圏エリアで展開するいわい、11年10月に北海道エリアのスズラン薬局、12年9月に東京・埼玉のABCドラ
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録