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interview

ジム・マーフィー・日本アルコン社長

2015年9月15日号

眼科におけるイノベーション──日本における御社の医薬品事業の現状を教えてください。マーフィー アルコンは、目に特化した3つの領域で事業を展開している。ひとつは医薬品事業で、とくに緑内障、ドライアイに注力している。加齢黄斑変性症(AMD)や、花粉症が多い日本ではアレルギーにも注力している。 サージカル(眼内レンズ・手術関連製品)事業では、白内障の眼内レンズ、網膜硝子体や屈折矯正の手術に関連する製品も取り扱っている。3つ目は、ビジョンケア(コンタクトレンズとレンズケア)事業。これは面白いビジネスで、巨大なアンメットニーズがあり、世界中で需要は多いのに、マーケットは伸びていない。 日本は60歳以上の人口の割合が、世界で最も高い国のひとつだ。眼疾患は、高齢化が進むにつれて発症しやすくなるので、多くの人がアイケアを必要とする。だが、日本のアイケア市場は... 眼科におけるイノベーション──日本における御社の医薬品事業の現状を教えてください。マーフィー アルコンは、目に特化した3つの領域で事業を展開している。ひとつは医薬品事業で、とくに緑内障、ドライアイに注力している。加齢黄斑変性症(AMD)や、花粉症が多い日本ではアレルギーにも注力している。 サージカル(眼内レンズ・手術関連製品)事業では、白内障の眼内レンズ、網膜硝子体や屈折矯正の手術に関連する製品も取り扱っている。3つ目は、ビジョンケア(コンタクトレンズとレンズケア)事業。これは面白いビジネスで、巨大なアンメットニーズがあり、世界中で需要は多いのに、マーケットは伸びていない。 日本は60歳以上の人口の割合が、世界で最も高い国のひとつだ。眼疾患は、高齢化が進むにつれて発症しやすくなるので、多くの人がアイケアを必要とする。だが、日本のアイケア市場は大き

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