読む医療—医師が書いた本の斜め読み—
ビッグデータ活用は社会的責任の共有が前提
第33回
鍛冶孝雄
2015年9月15日号
率直に言う。読書子の私は、最近の情報技術の進歩にまったく対応できていない。パソコンは使うが、ワープロ機能とメール、インターネット検索などで活用するだけだ。ソーシャルメディアと呼ばれるものにも無縁と言っていい。むろん、所有する携帯電話は今でも「ガラケー」であり、スマートフォンの必要性を感じたこともない。
SNSに無縁、関心がないといっても、主に医療関連の取材やレポートを仕事にしている以上、「医療ビッグデータ」という言葉には反応せざるを得ない。とはいえ、「ビッグデータ」という言葉だけで早くも怯えを感じてしまったことも事実だ。
『医療ビッグデータがもたらす社会変革』(14年日経BP社)は、編者が「21世紀医療フォーラム」で、同書の監修者は中山健夫・京都大学大学院教授。「21世紀医療フォーラム」は、ホームページでの紹介を...
率直に言う。読書子の私は、最近の情報技術の進歩にまったく対応できていない。パソコンは使うが、ワープロ機能とメール、インターネット検索などで活用するだけだ。ソーシャルメディアと呼ばれるものにも無縁と言っていい。むろん、所有する携帯電話は今でも「ガラケー」であり、スマートフォンの必要性を感じたこともない。
SNSに無縁、関心がないといっても、主に医療関連の取材やレポートを仕事にしている以上、「医療ビッグデータ」という言葉には反応せざるを得ない。とはいえ、「ビッグデータ」という言葉だけで早くも怯えを感じてしまったことも事実だ。
『医療ビッグデータがもたらす社会変革』(14年日経BP社)は、編者が「21世紀医療フォーラム」で、同書の監修者は中山健夫・京都大学大学院教授。「21世紀医療フォーラム」は、ホームページでの紹介を見る
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