医薬経済オンライン

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日本市場で熾烈に争う「外資」製薬企業

TPP交渉ではロビイストが乗り込む、国内産業は蚊帳の外

2015年9月1日号

 毎年2月と8月に売上げが伸び悩むことからサービス業を中心に忌月とされているいわゆる「ニッパチ」。メディアの世界も例外ではなく、「8月は過去の回想・検証モノで紙面を埋めることが多くなる」(産業紙デスク)。戦後70年の節目に当たった今年は、安全保障関連法案の是非を巡る世論の対立も加わり、例年以上に太平洋戦争を振り返る話題が目に付いた。  先の大戦に関しては右派・左派それぞれの見解が今なお対立したままだが、一連の報道に通底する「思い」をひとつだけ取り上げれば、「なぜ日本は完膚なきまでに負けたのか」という疑問ではないかと思われる。敗戦が、政治意識の高い人にはトラウマとなっているのだろう。もっとも、その感情も国民の努力によって、曲がりなりにも国家としての繁栄を築けているからこそ成り立つ。米国に対して劣勢な個々の分野に焦点を当てると、依然として被占領国...  毎年2月と8月に売上げが伸び悩むことからサービス業を中心に忌月とされているいわゆる「ニッパチ」。メディアの世界も例外ではなく、「8月は過去の回想・検証モノで紙面を埋めることが多くなる」(産業紙デスク)。戦後70年の節目に当たった今年は、安全保障関連法案の是非を巡る世論の対立も加わり、例年以上に太平洋戦争を振り返る話題が目に付いた。  先の大戦に関しては右派・左派それぞれの見解が今なお対立したままだが、一連の報道に通底する「思い」をひとつだけ取り上げれば、「なぜ日本は完膚なきまでに負けたのか」という疑問ではないかと思われる。敗戦が、政治意識の高い人にはトラウマとなっているのだろう。もっとも、その感情も国民の努力によって、曲がりなりにも国家としての繁栄を築けているからこそ成り立つ。米国に対して劣勢な個々の分野に焦点を当てると、依然として被占領国、

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