医薬経済オンライン

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IMSデータに見る市場動向

アバスチンが悲願の首位へ射程圏内

2015年9月1日号

 市場調査会社IMSジャパンの調査では、15年第2四半期(4〜6月)の国内医療用医薬品市場(薬価ベース)が前年同期比で7.9%増の2兆5774億6100万円と好調だった。消費税増税による駆け込み需要、薬価改定で減少した反動だ。 市場別では病院が1兆474億7500万円で9.2%増、開業医が7.0%増の5308億5600万円、薬局その他が7.0%増の9991億3000万円となった。開業医がプラスになったのは14年第1四半期(1〜3月)以来となる。 病院が最も伸びた理由は、単価の高い新薬を使った効果だろう。開業医と調剤薬局は反動で伸びた。長期収載品と後発品が主力となっている市場が、今後どのように推移するのか、注目される。 製品トップは「プラビックス」で25.6%増の341億7100万円となった。しかし、後発品も参入しており、トップに君臨するのも、これが最後だろう。「後発品の引き合いが強い」(市場関係...  市場調査会社IMSジャパンの調査では、15年第2四半期(4〜6月)の国内医療用医薬品市場(薬価ベース)が前年同期比で7.9%増の2兆5774億6100万円と好調だった。消費税増税による駆け込み需要、薬価改定で減少した反動だ。 市場別では病院が1兆474億7500万円で9.2%増、開業医が7.0%増の5308億5600万円、薬局その他が7.0%増の9991億3000万円となった。開業医がプラスになったのは14年第1四半期(1〜3月)以来となる。 病院が最も伸びた理由は、単価の高い新薬を使った効果だろう。開業医と調剤薬局は反動で伸びた。長期収載品と後発品が主力となっている市場が、今後どのように推移するのか、注目される。 製品トップは「プラビックス」で25.6%増の341億7100万円となった。しかし、後発品も参入しており、トップに君臨するのも、これが最後だろう。「後発品の引き合いが強い」(市場関係者)

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