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特別インタビュー 後発品企業の戦略を聞く

吉田逸郎・東和薬品社長

2015年9月1日号

薬価下げのリスク背負い投資 20年度に後発品使用割合を80%にまで引き上げる政府の新目標にメーカーは何を感じているのだろうか。後発品メーカーにとって現時点では追い風と言えるが、16年度薬価制度改革が刻一刻と迫る。前回14年度改革では、新規収載した経口薬のうち、10社以上が集中した品目に課される薬価の0.5掛けルール、3価格帯への集約などが導入された。16年度改革でも後発品薬価ルールにメスが入ると囁かれている。ここに関して、後発品メーカーは戦々恐々とする。 14年度改革議論のなかで、業界代表として中央社会保険医療協議会のヒアリングに臨んだ東和薬品の吉田逸郎社長(日本ジェネリック製薬協会会長)。今後の展望について、経営者の立場から聞いた。──改めて80%という新目標について、どう感じていますか。吉田 嬉しい。米国は90%、欧州は70%を超えており、日本も欧米並みとな... 薬価下げのリスク背負い投資 20年度に後発品使用割合を80%にまで引き上げる政府の新目標にメーカーは何を感じているのだろうか。後発品メーカーにとって現時点では追い風と言えるが、16年度薬価制度改革が刻一刻と迫る。前回14年度改革では、新規収載した経口薬のうち、10社以上が集中した品目に課される薬価の0.5掛けルール、3価格帯への集約などが導入された。16年度改革でも後発品薬価ルールにメスが入ると囁かれている。ここに関して、後発品メーカーは戦々恐々とする。 14年度改革議論のなかで、業界代表として中央社会保険医療協議会のヒアリングに臨んだ東和薬品の吉田逸郎社長(日本ジェネリック製薬協会会長)。今後の展望について、経営者の立場から聞いた。──改めて80%という新目標について、どう感じていますか。吉田 嬉しい。米国は90%、欧州は70%を超えており、日本も欧米並みとなる。

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