医薬経済オンライン

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新薬でも「コスト削減」の時代

費用を考慮した「フォーミュラリー」の効果

2015年8月15日号

「お二人からは、後発品だけでなく、先発品を含めて費用対効果を考えた処方ガイドラインが必要という考え方が示されました」  これは5月21日、政府・行政改革推進会議の歳出改革ワーキンググループ「重要課題検証サブ・グルーブ」終了後、記者会見した土居丈朗座長(慶應義塾大学教授)が明かした内容になる。  後発品使用促進の課題について、関係団体や有識者からヒアリングを行った。その場で、日本医師会の今村聡副会長と、国際医療福祉大学大学院教授の武藤正樹氏(日本ジェネリック医薬品学会代表理事)が、同じ趣旨の発言をしたというのだ。  議事要旨によると、今村氏は「全般的に同じ薬剤で見れば、先発品より後発品のほうが安いが、先発品を使っても医療費削減になることはあり得る。これは医師の心掛けの問題でもあり、もっと医療費について意識を持つことも必要だ」と語った。  サブ・... 「お二人からは、後発品だけでなく、先発品を含めて費用対効果を考えた処方ガイドラインが必要という考え方が示されました」  これは5月21日、政府・行政改革推進会議の歳出改革ワーキンググループ「重要課題検証サブ・グルーブ」終了後、記者会見した土居丈朗座長(慶應義塾大学教授)が明かした内容になる。  後発品使用促進の課題について、関係団体や有識者からヒアリングを行った。その場で、日本医師会の今村聡副会長と、国際医療福祉大学大学院教授の武藤正樹氏(日本ジェネリック医薬品学会代表理事)が、同じ趣旨の発言をしたというのだ。  議事要旨によると、今村氏は「全般的に同じ薬剤で見れば、先発品より後発品のほうが安いが、先発品を使っても医療費削減になることはあり得る。これは医師の心掛けの問題でもあり、もっと医療費について意識を持つことも必要だ」と語った。  サブ・グル

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