調剤チェーンで生き残る企業
本業以外のビジネスモデルの成否が柱
2015年8月15日号
15年度も調剤薬局チェーンは好調である。
ツルハホールディングス傘下の「くすりの福太郎」、イオン傘下で「ハックドラッグ」を運営するCFSコーポレーションで薬剤服用歴を未記載のまま調剤報酬を不適切請求したことが発覚、アイセイ薬局は杜撰な会計処理が明らかとなった。相変わらず不動産を漁りながら、病院近隣への調剤薬局進出に多額の資金を投入する。厚生労働省の中央社会保険医療協議会や日本医師会などの団体から批判を浴びても、どこ吹く風だ。
こうした批判が渦巻いていながら、調剤薬局が置かれている環境はどうなのか。政府が新たに打ち出した後発品数量ベース80%目標、かかりつけ薬局に着目した調剤報酬改定、在宅医療の進展など、大手調剤チェーンに不利な要素は意外と見当たらない。一方、中堅以下の調剤チェーンになると、綻びが出始めている。薬剤師の雇用に伴う人件費の増...
15年度も調剤薬局チェーンは好調である。
ツルハホールディングス傘下の「くすりの福太郎」、イオン傘下で「ハックドラッグ」を運営するCFSコーポレーションで薬剤服用歴を未記載のまま調剤報酬を不適切請求したことが発覚、アイセイ薬局は杜撰な会計処理が明らかとなった。相変わらず不動産を漁りながら、病院近隣への調剤薬局進出に多額の資金を投入する。厚生労働省の中央社会保険医療協議会や日本医師会などの団体から批判を浴びても、どこ吹く風だ。
こうした批判が渦巻いていながら、調剤薬局が置かれている環境はどうなのか。政府が新たに打ち出した後発品数量ベース80%目標、かかりつけ薬局に着目した調剤報酬改定、在宅医療の進展など、大手調剤チェーンに不利な要素は意外と見当たらない。一方、中堅以下の調剤チェーンになると、綻びが出始めている。薬剤師の雇用に伴う人件費の増加
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