医薬経済オンライン

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「三重苦」AMEDは医療の将来を描けるか

参院議員政策秘書 岡田裕二

2015年8月15日号

「日本版NIHを創設します」  安倍晋三首相がそう勇ましく熱弁したのは、AMED(日本医療研究開発機構)発足から1年3ヵ月余り前の14年1月24日。通常国会冒頭での施政方針演説だった。  13年4月19日には日本記者クラブでもっと情熱的に語っていた。第一次安倍政権を志半ばで閉じる原因となった潰瘍性大腸炎について、日本では新薬承認が25年も遅れていたことなどに触れ、「再生医療のような未踏の技術開発は、成果につながらないリスクも高く、民間企業は二の足を踏みがち」であったことが原因だと分析。さらに、「こうした課題に19世紀に直面した国がありました。米国です」と米国を持ち上げたあと、27の研究機関・施設を抱え、2万人のスタッフを擁する米国NIHに倣った組織を日本に創設することの重要性を主張した。  これまでの日本の医療分野での研究開発政策は、政府の総合科学技術会議が... 「日本版NIHを創設します」  安倍晋三首相がそう勇ましく熱弁したのは、AMED(日本医療研究開発機構)発足から1年3ヵ月余り前の14年1月24日。通常国会冒頭での施政方針演説だった。  13年4月19日には日本記者クラブでもっと情熱的に語っていた。第一次安倍政権を志半ばで閉じる原因となった潰瘍性大腸炎について、日本では新薬承認が25年も遅れていたことなどに触れ、「再生医療のような未踏の技術開発は、成果につながらないリスクも高く、民間企業は二の足を踏みがち」であったことが原因だと分析。さらに、「こうした課題に19世紀に直面した国がありました。米国です」と米国を持ち上げたあと、27の研究機関・施設を抱え、2万人のスタッフを擁する米国NIHに倣った組織を日本に創設することの重要性を主張した。  これまでの日本の医療分野での研究開発政策は、政府の総合科学技術会議が重

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