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ツルハホールディングス 道内からの南下作戦で業界3位に躍進

—M&A戦略で全国規模の店舗網構築—

2015年8月15日号

 ツルハホールディングスは売上規模でドラッグストア業界3位だ。北海道旭川市でツルハ薬局を設立した63年以来、道内で店舗を拡大し、89年に100店舗を達成したが、地域性が強い企業の域を出なかった。しかし、北海道からの南進作戦は95年に秋田県で東北1号店を開店してスタート、自社店舗の開設と並行して、M&A戦略を積極的に推進、15年5月期末現在では九州こそ1店舗に過ぎないが、全国展開している。  M&Aの主な経緯は00年に岩手のドラッグトマト、01年に神奈川のリバース、02年に山形のポテトカンパニー、07年に千葉のくすりの福太郎、08年に愛知のスパーク、09年に島根のウェルネス湖北、東京のサクラドラッグ、13年に和歌山のウエダ薬局、広島のハーティウォンツと、地域のドラッグストアを子会社化している。その多くを吸収合併し、現在の連結子会社はくすりの福太郎、ウェルネス湖北、ハー...  ツルハホールディングスは売上規模でドラッグストア業界3位だ。北海道旭川市でツルハ薬局を設立した63年以来、道内で店舗を拡大し、89年に100店舗を達成したが、地域性が強い企業の域を出なかった。しかし、北海道からの南進作戦は95年に秋田県で東北1号店を開店してスタート、自社店舗の開設と並行して、M&A戦略を積極的に推進、15年5月期末現在では九州こそ1店舗に過ぎないが、全国展開している。  M&Aの主な経緯は00年に岩手のドラッグトマト、01年に神奈川のリバース、02年に山形のポテトカンパニー、07年に千葉のくすりの福太郎、08年に愛知のスパーク、09年に島根のウェルネス湖北、東京のサクラドラッグ、13年に和歌山のウエダ薬局、広島のハーティウォンツと、地域のドラッグストアを子会社化している。その多くを吸収合併し、現在の連結子会社はくすりの福太郎、ウェルネス湖北、ハーテ

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