大分県　多い大分上野丘高など県立高の卒業生

官庁ふるさと人脈

第26回

2015年8月1日号

　大分県では、旧制大分中学を継承する大分上野丘高校を筆頭に大分舞鶴高校、別府鶴見丘高校、大分雄城台高校などの県立高校を卒業した官僚が多い。現在でも活躍する官僚の「先輩」としては、旧通産省のＯＢで「一村一品運動」を展開した平松守彦前知事（旧制大分中学卒）や、経済産業省の初代事務次官を務めた広瀬勝貞知事ら大物が並んでいる。広瀬氏は日田市生まれだが、高校は東京の私立麻布高校卒だ。　日本が誇る新幹線を海外に輸出しようと、ＪＲ東海などが中心になって立ち上げた「国際高速鉄道」の理事長を務めるのは、国土交通省元事務次官の宿利正史氏（東大法74年運輸省、写真上）だ。大分上野丘高を卒業している。両親が大分県出身で山口県下関市の生まれ。中学生になってから別府市へ移ったという。鉄道局長や総合政策局長など要職を歴任した滝口敬二氏（東大法79年運輸省）も大分上野丘高... 　大分県では、旧制大分中学を継承する大分上野丘高校を筆頭に大分舞鶴高校、別府鶴見丘高校、大分雄城台高校などの県立高校を卒業した官僚が多い。現在でも活躍する官僚の「先輩」としては、旧通産省のＯＢで「一村一品運動」を展開した平松守彦前知事（旧制大分中学卒）や、経済産業省の初代事務次官を務めた広瀬勝貞知事ら大物が並んでいる。広瀬氏は日田市生まれだが、高校は東京の私立麻布高校卒だ。　日本が誇る新幹線を海外に輸出しようと、ＪＲ東海などが中心になって立ち上げた「国際高速鉄道」の理事長を務めるのは、国土交通省元事務次官の宿利正史氏（東大法74年運輸省、写真上）だ。大分上野丘高を卒業している。両親が大分県出身で山口県下関市の生まれ。中学生になってから別府市へ移ったという。鉄道局長や総合政策局長など要職を歴任した滝口敬二氏（東大法79年運輸省）も大分上野丘高を出

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