医薬経済オンライン

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現場が望む社会保障制度

地域包括ケアの誤解、「サービス頭」から脱却を

第2回

東京財団研究員兼政策プロデューサー 三原 岳

2015年7月1日号

 近年、業界関係者が口にする「地域包括ケア」。地域包括ケアを冠したイベントや講演会が頻繁に開かれている。ただ、こうした会合に出席すると、古典落語の「てんしき」を思い出す。 腹痛に見舞われた住職は医者から「大事に至らないと思うが、『てんしき』はありますか?」と尋ねられた。だが、住職は何事も「知らない」と言えない性格。ついつい「あります」と答えたが、「てんしき」が何なのか皆目わからない。医者が寺から帰ったあと、住職は小僧に確認させようと考え、小僧に「『てんしき』を借りて来てくれ」と何食わぬ顔で言い付けた。 小僧は「『てんしき』って何だ?」と首を傾げつつ、近所の花屋に聞くと「最近まで2〜3個あったが、みそ汁に入れて食べた」との答え。町のご隠居は「ネズミが棚から落として粉々になった」という。 途方に暮れた小僧が医者に聞くと、答えは「おなら」。帰り...  近年、業界関係者が口にする「地域包括ケア」。地域包括ケアを冠したイベントや講演会が頻繁に開かれている。ただ、こうした会合に出席すると、古典落語の「てんしき」を思い出す。 腹痛に見舞われた住職は医者から「大事に至らないと思うが、『てんしき』はありますか?」と尋ねられた。だが、住職は何事も「知らない」と言えない性格。ついつい「あります」と答えたが、「てんしき」が何なのか皆目わからない。医者が寺から帰ったあと、住職は小僧に確認させようと考え、小僧に「『てんしき』を借りて来てくれ」と何食わぬ顔で言い付けた。 小僧は「『てんしき』って何だ?」と首を傾げつつ、近所の花屋に聞くと「最近まで2〜3個あったが、みそ汁に入れて食べた」との答え。町のご隠居は「ネズミが棚から落として粉々になった」という。 途方に暮れた小僧が医者に聞くと、答えは「おなら」。帰り道で

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