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医薬経済気象台

政府景気判断は緩やかな回復

2015年7月1日号

 政府は6月15日、6月の月例経済報告を発表した。景気全体の現状判断は「緩やかな回復基調が続いている」とし、全体の判断は5月の基調報告から変更はなかった。先行きについては「雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、原油価格の下落の影響や各種政策の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待される」とした。「ただし、海外景気の下振れなど、景気を下押しするリスクに留意する必要がある」とした。  内容の一部では5月の月例報告から変更があった。  第1に設備投資の判断を「おおむね横ばいとなっている」から、「このところ持ち直している」に引き上げた。これは1〜3月期調査の法人企業統計季報で設備投資が全体で前期比5.8%増となり、これを受けて1〜3月期の実質GDP(国内総生産)の第2次速報値の前期比年率が第1次速報値の2.4%成長から3.9%成長へと予想外の修正となったことが背...  政府は6月15日、6月の月例経済報告を発表した。景気全体の現状判断は「緩やかな回復基調が続いている」とし、全体の判断は5月の基調報告から変更はなかった。先行きについては「雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、原油価格の下落の影響や各種政策の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待される」とした。「ただし、海外景気の下振れなど、景気を下押しするリスクに留意する必要がある」とした。  内容の一部では5月の月例報告から変更があった。  第1に設備投資の判断を「おおむね横ばいとなっている」から、「このところ持ち直している」に引き上げた。これは1〜3月期調査の法人企業統計季報で設備投資が全体で前期比5.8%増となり、これを受けて1〜3月期の実質GDP(国内総生産)の第2次速報値の前期比年率が第1次速報値の2.4%成長から3.9%成長へと予想外の修正となったことが背景

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