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経済記事の読み方

外資、損保系生保の戦々恐々

日本生命「宗旨替え」で保険料価格が値崩れ

2015年6月15日号

「生保レディ至上主義」の先鋒だった日本生命が宗旨替えを決め込んでいる。  全国展開している保険ショップチェーンの「ライフサロン」を5月に買収し、保険ショップ事業に乗り出す。ライフサロンの第三者割当増資を引き受け、株式の9割超を約10億円で取得、子会社化した。業界のガリバーと言われるニッセイが本格的に売れ筋の医療保険など第三分野商品の販売に参入したことで保険料の「値崩れ」が起きるのでは、との懸念の声が上がっており、保険ショップへの商品供給先として外資系生命保険を喉から手が出るほど欲しがっている、との指摘もある。  これまで、がん保険や医療保険といった第三分野商品は、どちらかといえば薄利多売のビジネスモデルであり、手頃な価格の保険料をアピールして外資系や損保系生保各社が鎬を削るマーケットだった。生保レディを使って大きく稼げる「死んだらいくら」、と... 「生保レディ至上主義」の先鋒だった日本生命が宗旨替えを決め込んでいる。  全国展開している保険ショップチェーンの「ライフサロン」を5月に買収し、保険ショップ事業に乗り出す。ライフサロンの第三者割当増資を引き受け、株式の9割超を約10億円で取得、子会社化した。業界のガリバーと言われるニッセイが本格的に売れ筋の医療保険など第三分野商品の販売に参入したことで保険料の「値崩れ」が起きるのでは、との懸念の声が上がっており、保険ショップへの商品供給先として外資系生命保険を喉から手が出るほど欲しがっている、との指摘もある。  これまで、がん保険や医療保険といった第三分野商品は、どちらかといえば薄利多売のビジネスモデルであり、手頃な価格の保険料をアピールして外資系や損保系生保各社が鎬を削るマーケットだった。生保レディを使って大きく稼げる「死んだらいくら」、とい

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