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Patient Relations

NPO法人 血液情報広場・つばさ

2015年6月1日号

治療効果がもたらす「負担」橋本明子代表 科学の日進月歩に伴い、治療薬の進歩が目覚しい。ひと昔前までお手上げだったがん種でも、明らかに生存期間を延ばす新薬が登場してきている。 まさに製薬会社の面目躍如と言えるが、そう手放しで喜んでもいられない。治療効果が上がった一方で、1回使用で数十万円にも上るような高額な製品が増えているからだ。病状の進行を遅らせる、または、維持が可能となれば、使用を続けざるを得ず、幸運にも生き延びたとしても、がんサバイバーは、医療費負担という新たな課題に立ち向うことになる。長期にわたって治療を続ける患者にとっては共通した問題だ。たとえ高額療養費制度を活用したとしても、月々の自己負担は、一般であれば「8万100円+α」になる。 そのなかで、特定非営利活動法人「血液情報広場・つばさ」(橋本明子代表)は、「つばさ支援基金」と... 治療効果がもたらす「負担」橋本明子代表 科学の日進月歩に伴い、治療薬の進歩が目覚しい。ひと昔前までお手上げだったがん種でも、明らかに生存期間を延ばす新薬が登場してきている。 まさに製薬会社の面目躍如と言えるが、そう手放しで喜んでもいられない。治療効果が上がった一方で、1回使用で数十万円にも上るような高額な製品が増えているからだ。病状の進行を遅らせる、または、維持が可能となれば、使用を続けざるを得ず、幸運にも生き延びたとしても、がんサバイバーは、医療費負担という新たな課題に立ち向うことになる。長期にわたって治療を続ける患者にとっては共通した問題だ。たとえ高額療養費制度を活用したとしても、月々の自己負担は、一般であれば「8万100円+α」になる。 そのなかで、特定非営利活動法人「血液情報広場・つばさ」(橋本明子代表)は、「つばさ支援基金」という

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