医薬経済オンライン

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白血病になった社長・患者になって気付いたMRの課題

抗がん剤治療開始

第4回

アプシェ代表取締役社長 昌原清植

2015年6月1日号

 クライアントがその年最後の仕事を間もなく終える12年12月27日。「急性リンパ性白血病(ALL)」で入院した私は、クリーンルームを眺めていました。ベッドを囲むマスクと手袋をした医師と看護師。クリーンルームは医療人として当然知っていました。「自分がここに入るとは……」 主治医を含め担当する先生方が、できる限りの情報を私に説明してくれたことで、すっかり信頼しています。とは言っても、一体どのような治療を受けるのか、その結果、私の症状はどこに向かうのか、不安でいっぱいでした。家族の前では笑顔も見せますが、夜になるとこれからの人生、家族、会社のこと。次々と思い浮かびます。 翌日の12月28日、私の治療内容が決まりました。「昌原さん、これから説明します」 主治医からPh陽性成人ALLの治療プロトコルとして提案されたのは、イマチニブ併用寛解導入療...  クライアントがその年最後の仕事を間もなく終える12年12月27日。「急性リンパ性白血病(ALL)」で入院した私は、クリーンルームを眺めていました。ベッドを囲むマスクと手袋をした医師と看護師。クリーンルームは医療人として当然知っていました。「自分がここに入るとは……」 主治医を含め担当する先生方が、できる限りの情報を私に説明してくれたことで、すっかり信頼しています。とは言っても、一体どのような治療を受けるのか、その結果、私の症状はどこに向かうのか、不安でいっぱいでした。家族の前では笑顔も見せますが、夜になるとこれからの人生、家族、会社のこと。次々と思い浮かびます。 翌日の12月28日、私の治療内容が決まりました。「昌原さん、これから説明します」 主治医からPh陽性成人ALLの治療プロトコルとして提案されたのは、イマチニブ併用寛解導入療法(

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