「墓穴」掘ったファーマライズ
否定してきた無資格調剤も一転容認
2015年5月15日号
「不誠実かと言えばそう思われるかもしれないが、とにかく今は厚生労働省と話をしているので、これ以上はコメントできない」
不祥事が絶えない医薬品業界だが、その対応でここまで不誠実な企業も珍しい。“反面教師”となるのは間違いない。
全国200店舗以上を展開する調剤チェーン「ファーマライズホールディングス」。今年1月に東証1部上場を果たしたばかりのこの企業が、一流企業の仲間入りには程遠い企業力の低さを露呈した。
ことの発端は3月2日付で姉妹紙リスファクスで報じた、同社を巡る「無資格調剤」疑惑だ。
同社傘下の関東のある店舗で、薬剤師資格を持たない事務員が調剤業務を行っているとの疑いが生じ、2月4日に保健所が立入検査を実施。調査では無資格調剤とは断定できなかったものの、取材では同社事務員が「1人薬剤師と1人事務の店舗でピッキングをやるのは当たり...
「不誠実かと言えばそう思われるかもしれないが、とにかく今は厚生労働省と話をしているので、これ以上はコメントできない」
不祥事が絶えない医薬品業界だが、その対応でここまで不誠実な企業も珍しい。“反面教師”となるのは間違いない。
全国200店舗以上を展開する調剤チェーン「ファーマライズホールディングス」。今年1月に東証1部上場を果たしたばかりのこの企業が、一流企業の仲間入りには程遠い企業力の低さを露呈した。
ことの発端は3月2日付で姉妹紙リスファクスで報じた、同社を巡る「無資格調剤」疑惑だ。
同社傘下の関東のある店舗で、薬剤師資格を持たない事務員が調剤業務を行っているとの疑いが生じ、2月4日に保健所が立入検査を実施。調査では無資格調剤とは断定できなかったものの、取材では同社事務員が「1人薬剤師と1人事務の店舗でピッキングをやるのは当たり前。
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