Patient Relations
東京肝臓友の会
2015年5月1日号
「客観的事実」を伝えてほしい米澤敦子事務局長 高確率で治る「インターフェロン(IFN)フリー治療薬」でC型肝炎治療が激変している。 昨年9月にブリストル・マイヤーズから「ダクルインザ/スンベプラ」が発売。当初はIFN治療で効果不十分もしくは不適格の患者の第2選択薬として用いられてきたが、3月に適応拡大し、IFNの前治療の有無にかかわらず初回治療薬として使用可能となった。 さらに、3月にギリアド・サイエンシズの「ソバルディ」が承認を取得、早くて5月中には発売される見通しだ。ソバルディ/レジパスビルの配合剤「ハーボニ」は昨年9月に申請、年内の承認・発売の可能性がある。また、2月に申請済みのアッヴィの配合剤も年内の承認が見込まれる。 肝硬変、肝がんに進行するリスクを抱えるC型肝炎患者にとって、IFNフリー治療薬の選択肢が増えることは、朗報だ。それぞれ...
「客観的事実」を伝えてほしい米澤敦子事務局長 高確率で治る「インターフェロン(IFN)フリー治療薬」でC型肝炎治療が激変している。 昨年9月にブリストル・マイヤーズから「ダクルインザ/スンベプラ」が発売。当初はIFN治療で効果不十分もしくは不適格の患者の第2選択薬として用いられてきたが、3月に適応拡大し、IFNの前治療の有無にかかわらず初回治療薬として使用可能となった。 さらに、3月にギリアド・サイエンシズの「ソバルディ」が承認を取得、早くて5月中には発売される見通しだ。ソバルディ/レジパスビルの配合剤「ハーボニ」は昨年9月に申請、年内の承認・発売の可能性がある。また、2月に申請済みのアッヴィの配合剤も年内の承認が見込まれる。 肝硬変、肝がんに進行するリスクを抱えるC型肝炎患者にとって、IFNフリー治療薬の選択肢が増えることは、朗報だ。それぞれ薬
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