医薬経済オンライン

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白血病になった社長・患者になって気付いたMRの課題

病名を告げられて

第2回

アプシェ代表取締役社長 昌原清植

2015年5月1日号

「それは気持ち悪いですね。きちんと調べましょう」 医師のその声は穏やかでした。 12年のクリスマスの12月25日に再度胸に強い痛みを覚えた私は、3軒目の病院を朝一番に受診しました。別の病院で心臓にフォーカスを当てた検査をしたことなど、これまでの経緯を伝えました。 病院では血液検査、超音波検査、CT検査、MRIと次々に検査をしました。朝の8時半にスタートして、すべて終わったのが午後3時近く、約7時間です。「私の体はどうなっているのだ」 その間、病院待合室のソファに深く腰を掛け、天を仰いでは、下を向いて息を吐く。その繰り返しです。検査結果を聞くためにさらに1時間ほどかかったのですが、何時間も待たされているような気がしました。「昌原さん」と呼ばれ循環器科の診察室に入ると、医師の表情が曇っています。「循環器でも呼吸器でもなく血液の病気でした。おそらく白血病... 「それは気持ち悪いですね。きちんと調べましょう」 医師のその声は穏やかでした。 12年のクリスマスの12月25日に再度胸に強い痛みを覚えた私は、3軒目の病院を朝一番に受診しました。別の病院で心臓にフォーカスを当てた検査をしたことなど、これまでの経緯を伝えました。 病院では血液検査、超音波検査、CT検査、MRIと次々に検査をしました。朝の8時半にスタートして、すべて終わったのが午後3時近く、約7時間です。「私の体はどうなっているのだ」 その間、病院待合室のソファに深く腰を掛け、天を仰いでは、下を向いて息を吐く。その繰り返しです。検査結果を聞くためにさらに1時間ほどかかったのですが、何時間も待たされているような気がしました。「昌原さん」と呼ばれ循環器科の診察室に入ると、医師の表情が曇っています。「循環器でも呼吸器でもなく血液の病気でした。おそらく白血病で

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