医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

「再生医療」ブームにこれだけの懸念

脳裏をよぎる国家プロジェクトの「惨状」

2015年4月15日号

「再生医療元年」と関係者が口を揃えた14年。安倍晋三首相が4月に発表した成長戦略の柱のひとつとして、医療分野の新市場との位置付けで再生医療が盛り込まれた。それを嚆矢に、9月にはiPS細胞を用いた世界初の網膜再生手術が神戸市内で実施され、11月には「再生医療等安全性確保法」と「医薬品医療機器法」が遅れながらも施行された。振り返れば、名実ともに第一歩を踏み出せた1年であったとの見方に異論は少ない。  その熱気も冷めやらぬ3月中旬の横浜市内。「究極の再生医療」をメインテーマに開かれた第14回日本再生医療学会(JSRM)総会も、山中伸弥京都大学iPS細胞研究所長の基調講演をはじめ、最先端の研究動向が垣間見られるチャンスとあって、14年よりも約800人多い過去最多となる約3500人が参集した。再生医療への関心は高まるばかりのようである。  iPS細胞研究に対して国が... 「再生医療元年」と関係者が口を揃えた14年。安倍晋三首相が4月に発表した成長戦略の柱のひとつとして、医療分野の新市場との位置付けで再生医療が盛り込まれた。それを嚆矢に、9月にはiPS細胞を用いた世界初の網膜再生手術が神戸市内で実施され、11月には「再生医療等安全性確保法」と「医薬品医療機器法」が遅れながらも施行された。振り返れば、名実ともに第一歩を踏み出せた1年であったとの見方に異論は少ない。  その熱気も冷めやらぬ3月中旬の横浜市内。「究極の再生医療」をメインテーマに開かれた第14回日本再生医療学会(JSRM)総会も、山中伸弥京都大学iPS細胞研究所長の基調講演をはじめ、最先端の研究動向が垣間見られるチャンスとあって、14年よりも約800人多い過去最多となる約3500人が参集した。再生医療への関心は高まるばかりのようである。  iPS細胞研究に対して国が向こ

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence