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医療企業・その現状と展望

ほくやく・竹山ホールディングス 北海道に特化したヘルスケア関連企業

—主力事業は医薬品卸と医療機器卸—

2015年4月15日号

 ほくやく・竹山ホールディングスは北海道に特化した医薬品卸のほくやくと医療機器卸の竹山が06年3月に設立した共同持ち株会社である。その後、調剤事業や介護事業、医療サポート事業にも進出、ヘルスケア関連事業を広く手掛けている。13年度実績で売上高の事業構成比を見ると、医薬品卸が74.5%、医療機器卸が19.6%、調剤が4.4%、介護が0.9%、その他が0.6%である。90年代半ばまで北海道の医薬品卸市場は、秋山愛生舘をトップに、モロオ、バレオ、ホシ伊藤の4社でカバーする状況にあった。バレオは真鍋薬品が前身で91年に道内の地域卸5社を合併した企業だった。道内市場は4社が競合していても、順位には変化がなく比較的落ち着いた状況にあった。だが、98年4月にスズケンが秋山愛生舘を吸収合併したことを契機に変化が生じた。98年度の道内市場トップシェアがスズケンに代わったからだ。  これに...  ほくやく・竹山ホールディングスは北海道に特化した医薬品卸のほくやくと医療機器卸の竹山が06年3月に設立した共同持ち株会社である。その後、調剤事業や介護事業、医療サポート事業にも進出、ヘルスケア関連事業を広く手掛けている。13年度実績で売上高の事業構成比を見ると、医薬品卸が74.5%、医療機器卸が19.6%、調剤が4.4%、介護が0.9%、その他が0.6%である。90年代半ばまで北海道の医薬品卸市場は、秋山愛生舘をトップに、モロオ、バレオ、ホシ伊藤の4社でカバーする状況にあった。バレオは真鍋薬品が前身で91年に道内の地域卸5社を合併した企業だった。道内市場は4社が競合していても、順位には変化がなく比較的落ち着いた状況にあった。だが、98年4月にスズケンが秋山愛生舘を吸収合併したことを契機に変化が生じた。98年度の道内市場トップシェアがスズケンに代わったからだ。  これに対応

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