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interview

相良暁・小野薬品社長

2015年4月15日号

「化合物オリエンテッド」は継続──前回お話を聞いて(11年9月1日号参照)から3年半。状況は劇的に変化しました。足元の業績見通しは。相良 当時は(売上高に占める)長期収載品比率が9割程度あって、この比率を下げることが課題だったが、だいぶ下がってきた。足元でのウエイトは40%台前半くらいにはなっていると思う。 ただ、業績はあと1年くらい厳しい状況だ。現実問題として、14年度は(通常の)薬価改定で▲6〜7%、長期収載品で▲10%の影響があった。プラス要因が「オプジーボ」と「フォシーガ」、それから従来の新製品の売上増で6〜7%は挽回できて、結局、▲10%というのが今の実力だ。 導出一時金の影響を除けば、15年度から増収基調で推移できると思うし、その増収の程度は2〜3年後にぐっと上がっていく。ただし、オプジーボの研究開発投資を遅れることなくやっていかなければならないし、増... 「化合物オリエンテッド」は継続──前回お話を聞いて(11年9月1日号参照)から3年半。状況は劇的に変化しました。足元の業績見通しは。相良 当時は(売上高に占める)長期収載品比率が9割程度あって、この比率を下げることが課題だったが、だいぶ下がってきた。足元でのウエイトは40%台前半くらいにはなっていると思う。 ただ、業績はあと1年くらい厳しい状況だ。現実問題として、14年度は(通常の)薬価改定で▲6〜7%、長期収載品で▲10%の影響があった。プラス要因が「オプジーボ」と「フォシーガ」、それから従来の新製品の売上増で6〜7%は挽回できて、結局、▲10%というのが今の実力だ。 導出一時金の影響を除けば、15年度から増収基調で推移できると思うし、その増収の程度は2〜3年後にぐっと上がっていく。ただし、オプジーボの研究開発投資を遅れることなくやっていかなければならないし、増益基

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