医療企業・その現状と展望 バイタルケーエスケー・ホールディングス
バイタルケーエスケー・ホールディングス 東北・近畿地盤の共同持ち株会社
—空白地域多く準広域の域を出ず—
2015年4月1日号
09年4月に、仙台市本社のバイタルネットと大阪市本社のケーエスケーが、株式移転方式で共同持株会社を設立し、バイタルケーエスケー・ホールディングス(HD)として経営統合した会社である。15年3月期で6回目の決算と社歴は浅い。バイタルネット、ケーエスケー両社は、共同持株会社設立後は、その子会社として、それぞれが従来の体制で医薬品卸売事業に特化して活動している。
バイタルネットは宮城県を営業地盤として48年に設立した地域卸の鈴彦商店が前身である。70年に鈴彦に社名を変更、72年に青森県の大学堂商事から営業譲渡を受けたのを皮切りに、83年には岩手県の村研薬品、山形県の朝日薬品と合併し、サンエスに社名を変更した。89年には富山県の井上誠昌堂から秋田県内の営業譲渡を受け、94年には秋田県の和光薬品と合併、99年には東京の茂木薬品商会の医家向け部門を譲り受けた。さらに...
09年4月に、仙台市本社のバイタルネットと大阪市本社のケーエスケーが、株式移転方式で共同持株会社を設立し、バイタルケーエスケー・ホールディングス(HD)として経営統合した会社である。15年3月期で6回目の決算と社歴は浅い。バイタルネット、ケーエスケー両社は、共同持株会社設立後は、その子会社として、それぞれが従来の体制で医薬品卸売事業に特化して活動している。
バイタルネットは宮城県を営業地盤として48年に設立した地域卸の鈴彦商店が前身である。70年に鈴彦に社名を変更、72年に青森県の大学堂商事から営業譲渡を受けたのを皮切りに、83年には岩手県の村研薬品、山形県の朝日薬品と合併し、サンエスに社名を変更した。89年には富山県の井上誠昌堂から秋田県内の営業譲渡を受け、94年には秋田県の和光薬品と合併、99年には東京の茂木薬品商会の医家向け部門を譲り受けた。さらに01
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録